ぼっちラジコン

これは子供の頃の夢だったRCヘリ操縦の夢をたった一人で叶えようとするおっさんの記録です。

機体の組み立て(解体)が…

少しずつ機体の組み立てというか、中古(ジャンク)で入手した機体の分解を始めています。おそらく使えないパーツや足りないパーツもあると思いますが、集めた分でなんとか1台組めるはず…

とりあえず程度のよさそうな機体からパーツを集め、足りない分はスペアパーツを使って組み上げるつもりですが、手に入れた機体はいずれも少なからず改造が施されていたり、樹脂製の部品が破損したりしています。

特に軽量化のための樹脂製のフレームが破損してるのが痛いです。このフレームは墜落に弱そう。ここらへんの完成度の低さ?がいまいち売れなかった(と思う)理由かもしれません。

強化版のメインフレームがあればよかったのですが、そんな情報は残念ながらなく…

いずれにせよ夏休み中の初飛行計画は頓挫しました。

これで本当に飛ばせられるのか…

 

バッテリーと充電器

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夏休み中の完成と初飛行を目指して周辺機器の準備を進めています。

充電器はリポバッテリー対応のACとDC両方で使えるタイプを購入しましたが、バッテリーはとりあえずオリジナル仕様の古い8セル9.6Vのニッカドバッテリーを手に入れました。いずれはリポバッテリーを使いたいところですがまずはこれで始めます。

モーターもブラシレスモーターを使えればよいのでしょうが、今は専用アンプとモーターを揃える予算を節約し、昔のまま手持ちのアンプとブラシ式の540モーターで始めようと思います。

周辺機器の準備は着々と完了していきますが機体の組み立てだけが遅れています…

Futaba T16IZ Super 購入!


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最新のプロポを購入しました。高かった…

こんなに高いプロポを購入するつもりはなかったのですがなんでこんなことに…

とにかくこれで「覚悟」が決まりました。もう後には引けません!

「覚悟した者」は「幸福」であるッ!

そもそもプロポはずっとサンワ派だったのでできれば今回もサンワがよかったのですが、探しても空用のサンワプロポが見当たらない?

どうやらカー用以外は生産中止らしい。ならばRCヘリの雄、JR PROPO(日本遠隔制御)はどうかと思ったら…

なんと倒産していました!(今は再生してるみたいですが)

今では空用プロポは海外メーカーが主流のようで、日本メーカーはほぼフタバ一択の状況みたいです。

一体どうしてこうなった…

 

 

プロポはどうする?

プロポはやっぱりスティック派

プロポについて悩んでます。

昔は27MHzの6バンドと40MHzのABしかなかったのに、Mゼクスの頃にはバンド数が二桁になってて驚きましたが、それが今ではもうクリスタルもなければ混信もしなくなってるらしい。2.4GHzでFASSTにS.BUS…一体なんの呪文ですか???

いろいろ調べて少しずつはわかってきましたが、一つ悩んでいます。

昔から、カー用プロポのスロットルは左スティックなのに、空用プロポのエンコンが右スティックなのはなぜだろう?とずっと思ってました。(まともに操作したこともないクセにですが)

最近のプロポはスティックの割り当てによりモード1とかモード2とか(4まであるらしい)ですが、昔からある空物ラジコン用がモード1(右がスロットルとエルロン、左がエレベーターとラダー)で、最近のドローンなどで使われるのがモード2(モード1のエレベーターとスロットルを入替)とのこと。

日本ではモード1が主流(日本以外ではモード2が主流)なので日本でベテランフライヤーからマンツーマンで指導してもらえるのなら同じモード1で始めるべきでしょうが、教えてくれる人など誰もいないぼっちなので、個人的にはモード2で始めたいところです。でも、手に入れた古い空用のプロポはすべてモード1…

カー用のプロポなら左右のスティックを簡単に入れ替えできたんですがねえ。(そういう問題じゃない?)

 

バロンウィスパーを飛ばすために

ひとりぼっちで1から勉強

歳をとると昔ばかり懐かしむようになり新しいことを始めるのが難しくなる…

よく言われることだが、実際に歳をとってみると、確かにそうなのかもしれない。

でも、今回は新しい事へのチャレンジであると同時に古いものへのこだわりでもあるわけで…

さて、ウィスパーを飛ばすという目標はできたものの、RCヘリを飛ばすこと自体の難しさの他にも問題が山積みです。

まず、30年前のRCモデルをどうやって手に入れるか?

幸いなことに今はネットオークションなどで様々なものが手に入ります。バロンウィスパーはこれまでも時折ヤフオクに出品されているので中古の機体やパーツ類をコツコツと集めてきました。

それから、当時の情報の入手。何か有益な情報があれば入手したいと、ヤフオクで昔のラジコン技術を手に入れたり、わざわざ国立国会図書館まで行って古いラジコン雑誌を調べてきました。

あと、現在のRC情報の勉強です。当時でさえRCカーのことならともかくRCヘリの事なんて、わかるのは構造・組立も操縦も難しいということだけ。それに、技術の進歩は素晴らしい事ですがバッテリーはリポ?モーターはブラシレス?プロポやジャイロのセッティング?

おっさんにはとてもついていけません…

でも、昔のメカだけで組み立てると絶対に失敗するのでジャイロ等は全部、最新のシステムに頼るつもりです!

初めてのおっさんが、ぼっちでも簡単に飛ばすことができる超高性能ジャイロとかは出てないのかなあ…

30年前のラジコンヘリ

このRCヘリが欲しかった…

これまで空モノに二度手を出して失敗しましたが、いずれも同じ飛行機です。RCカーブームの終わり頃、カー用の2chプロポで飛ばせるという小型のRC機が発売されました。

意を決して手に入れたものの、一度目は組み立て後きちんと飛ばせることなく手放し、二度目は初飛行?で大破…

そして今回は飛行機ではなくヘリにチャレンジしますが、選んだ機体は1990年頃にRCヘリの老舗カルト産業が発売していた電動RCへリコプター

バロンウィスパーです。

なぜこの機体かというと、やはり子供の頃の憧れです。最初のRCカーブームの頃、FFのRCカーやホバークラフトなど面白いラジコンを作っていた石政というメーカーが、世界初?の電動RCヘリを作りました。当時のRCヘリはすべてエンジン機だったので、非力なエレクトリックパワーでRCヘリが飛ぶというのは、2分程度の飛行時間でしたがとても衝撃的でした。エンジンヘリはハードルが高いけど、電動ヘリなら簡単にチャレンジできるかも…子供心にそんな淡い甘い希望を感じました。

それから10年程後でしょうか、私がMゼクスを手に二度目のRCカーを始めた頃、エンジンヘリと見まごう本格電動RCヘリが発売されました。

それがバロンウィスパーです。

ようやく電動ヘリもここまできたかという思いでとても欲しかったのですが、やはりこれまでの失敗の記憶と、当時は単にお金がなかったという理由で手を出すことはありませんでした。あれから約30年…

今度こそ!!

 

ひとりぼっちで三度目のチャレンジ!

埃まみれのロータス79(旧)

ラジコン自体は初めてではありません。子供時代、第一次F1ブーム(ニキラウダ、マリオアンドレッティ、6輪タイレル赤いペガサスとか)の頃に仲間内でラジコンブームがあり、私は田宮のポルシェ935を走らせて遊んでました。後から発売されたカウンタックやF1(競技用スペシャル!)が速かった記憶があります。

当時は家庭用AC急速充電器は発売されておらず(田宮から車のシガーライターソケットを使うDC急速充電器は発売されてた)、子供のおこづかいでは何本もバッテリーは買えなかったので一晩かかって充電したニッカドバッテリー1本で仲間と20~30分遊んだらもうその日の走行は終わり。でも楽しかった。

子供心にいつかは飛行機やヘリもやってみたいと思いながら、結局その夢は叶わないまま数十年…

実は仲間内でのRCカーブームの終わり頃、飛行機にステップアップしようとして失敗しました。その後第二次F1ブーム(中嶋、セナプロ、マクラーレンホンダとか)の頃にまた一人で旧ロータス79を走らせ、そして再度飛行機に手を出して挫折しています。

失敗の原因はハッキリしています。それは一度目も二度目も、誰にも教えてもらわず一人でやろうとしたことです。

どんな本にも書いてました。RC飛行機やヘリを始めるときは必ずベテランと一緒に、教えてもらいながらやるようにと。

でも、都会ならともかく田舎のラジコン少年(青年)には無理です。教えてくれる人のいるラジコンショップなどはありません。RCカーなら近所で買えても、RC飛行機はラジコン雑誌の通販ショップで買うしかないんです。

そして現在。ガンプラを置いてるおもちゃ屋はあれど、もはやRCカーを扱っている模型店さえなくなりました。

そんなわけでまた一人ぼっちでのチャレンジになります。既に三度目の失敗が目に見えるようですが、実は他にも問題が山積み…